当帰茶は、どこで、誰が、どのように育てているのか。ここはとても大事なポイントです。
実際に飲んでいただくと分かると思うのですが、当帰茶はかなりしっかりとした苦味があります。この味は、製造工程ではなく、栽培環境そのものから生まれているものです。
今回は、その当帰を慈しみ育てている生産者についてご紹介します。
生産者 川西さんについて
生産者の川西さんは、この地で代々続くみかん農家の3代目。柑橘栽培の技術を活かし、薬用植物である当帰やムラサキの栽培に情熱を注いでいます。
一貫した「6次産業化」
中間業者を通さず、産地から直接お届けする形にこだわっています。だからこそ、鮮度と品質に責任を持ってお届けできるのです。
当帰の栽培方法(ここが重要です)
川西さんの当帰は、「農薬不使用」「化学肥料不使用」で栽培されています。
これらは単なるこだわりではなく、その土地の「土壌の状態」「風の流れ」「日照条件」をダイレクトに植物へ反映させるため。当帰の味(苦味や香り)は、いわば愛媛の環境そのものの表現なのです。

愛媛県西予市三瓶町という土地
当帰を育てているのは、四国の西側、宇和海に面した愛媛県西予市三瓶町(せいよし みかめちょう)です。
⛰️ 四国西予ジオパークの恵み
この地域は「四国西予ジオパーク」として知られ、約4億年前の地層が見えるなど地質的にも希少な土地です。海(宇和海)、山(四国カルストへ続く地形)、里(人の暮らし)が一体となった独特の環境が、植物に力強い生命力を与えています。

段々畑と宇和海の環境
当帰は、美しい石垣に囲まれた段々畑で育てられています。
- 🌬️ 山から吹き下ろす風
- ☀️ 陽光豊かな斜面地形
- 🌊 宇和海の温暖な気候
これらの条件が重なり、植物にとってストレスの少ない理想的な環境が整っています。
ヒュウガトウキという植物
使用しているのはヒュウガトウキ(日本山人参)。セリ科の薬用植物で、根は医薬品扱いされますが、葉と茎は「食品(お茶)」として利用されます。当帰茶はこの力強い葉と茎の成分を抽出したものです。

なぜ苦いのか(生産者との関係)
当帰茶にはしっかりした苦味がありますが、これは加工で付けたものではなく、品種と栽培環境によるものです。農薬や肥料で調整しない分、植物本来の成分がダイレクトに現れた結果、はっきりとした苦味と豊かな香りが生まれます。

まとめ
- 愛媛県西予市という特殊なジオパーク環境で育つ
- 農薬・化学肥料を使わず、土地の力をダイレクトに引き出す栽培
- 生産から販売まで一貫した、作り手の顔が見える安心感
最初は「苦い」と感じるかもしれませんが、それはこの豊かな環境と誠実な栽培の結果です。まずは少しずつ続けてみることで、その印象の変化をぜひ楽しんでみてください。